六韜三略より 武力によらず敵を撃つ法︵武韜︶より ﹁武韜﹂に書かれている、武力によらず敵を征服する十二の法の概要を紹介します。こららの策を講じたのちに武力にうったえると書かれています。1.相手の歓心を買うことに努め、敵を慢心させて失策を誘う。2.敵の君主の臣下を君主と対立させる工作を行い、国家を危機に陥らせる。3.買収工作によって敵国の側近を掌握し、敵国に混乱を生じさせる。4.敵の君主を遊興にふけらせるように仕組む。5.敵の忠臣を君主から引き離して謀略にかける。6.敵の臣下を懐柔して利用する。7.敵の側近に賄賂を贈って農業生産を低下させ、穀物の貯えをからにさせる。8.相手の利益になるようなことをして信頼関係を築き相手を利用する。9.敵の君主におせじを言っておだて、油断させる。10.相手の気に入るようにして、十分信頼を得たら、好機を待って攻撃をしかける。11.高位を約束
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