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日本人が知らない「ウナギの闇」どうしてこんなに高くなったのか?(松岡 久蔵) @gendai_biz
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日本人が知らない「ウナギの闇」どうしてこんなに高くなったのか?(松岡 久蔵) @gendai_biz
そこまでして食べたいのか しかし、そもそもウナギはなぜここまで激減してしまったのか。中国や韓国での...
そこまでして食べたいのか しかし、そもそもウナギはなぜここまで激減してしまったのか。中国や韓国での需要が伸びているせいだ、とみる向きもあるが、様々なファクトを検討してみれば、結局は﹁日本人が後先考えずに食い散らかしてきたから﹂というほかないのが実情だ。 かつては専門店で食べる高級品と位置づけられていたウナギだが、まず1990年から2000年前後にかけて消費量が激増した。パック技術の発達や、商社による中国での養殖が進み、スーパーや牛丼チェーンで提供されるようになったのはこの頃だ。 その過程で、安価な輸入ウナギのメインだったヨーロッパウナギが、2008年に最も深刻な絶滅危惧種I A類に指定された。さらに09年にはワシントン条約の附属書IIにも載り、許可なしでの取引が全面禁止されたため、ニホンウナギが次の﹁標的﹂となった――というわけだ。全国紙経済部記者はこう話す。 ﹁シラスウナギの高騰は、元