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廃棄予定のビールをジンに コロナで醸造所が停止 つなぐ思い | 毎日新聞
クラフトジンに再生される廃棄寸前だったアオイビール=静岡県沼津市上土町の沼津蒸留所で、2021年... クラフトジンに再生される廃棄寸前だったアオイビール=静岡県沼津市上土町の沼津蒸留所で、2021年3月10日午前10時24分、石川宏撮影 新型コロナウイルスの影響で経営が行き詰まり、事業を停止したビール製造のBECK(静岡市葵区)のクラフトビール「アオイビール」をジンに生まれ変わらせようと、クラフトジン製造の沼津蒸留所(沼津市上土町)がジンの原料としてビールを仕入れ、ジン造りを始めた。賞味期限のあるビールは廃棄せざるを得ない状況だったという。 BECKは2014年に静岡市内初のクラフトビール醸造所を設立したが、コロナ禍で経営環境が悪化して今年2月下旬に事業を停止。クラフトビールが在庫として残った。沼津蒸留所は「廃棄されるビールをジンにして救おう」と、樽(たる)28本、瓶1000本以上の計約800リットルを仕入れた。
2021/05/18 リンク