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松本サリン事件30年 噴霧装置の車を追った捜査員 たどり着いた先は | 毎日新聞
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松本サリン事件30年 噴霧装置の車を追った捜査員 たどり着いた先は | 毎日新聞
松本サリン事件発生翌年の現場周辺の様子。写真左下の駐車場でサリンがまかれた=長野県松本市北深志で1...
松本サリン事件発生翌年の現場周辺の様子。写真左下の駐車場でサリンがまかれた=長野県松本市北深志で1995年7月15日、本社ヘリから30年前の1994年6月に長野県松本市で発生した松本サリン事件。翌年に東京で地下鉄サリン事件が起きると、オウム真理教による事件との見方が強まり、捜査員は重要な証拠となるある車を追った。手がかりを一つずつたどっていくと、ある場所に行き着いた。 ﹁大勢の被害者の無念を晴らさないといけないとの思いで無我夢中だった﹂ 警視庁捜査1課の巡査部長︵当時︶だった茂木︵もてき︶隆さん︵72︶は、オウム真理教の捜査に加わっていた。95年2月から、目黒公証役場事務長拉致事件の捜査に携わり、翌3月に地下鉄サリン事件が発生した後は、逃走していた教団信者の追跡や取り調べを担当した。 松本サリン事件では、噴霧装置を載せた車からサリンがまかれたとされていたが、実際にその車は見つかっていなか