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きょう心にしみた言葉・2022年9月20日|NPO法人ライフリンク
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きょう心にしみた言葉・2022年9月20日|NPO法人ライフリンク
保健室はもっと、目を向けられるべき存在だ。それは、誰に讃えられずとも職務に励む養護教諭のためばか...
保健室はもっと、目を向けられるべき存在だ。それは、誰に讃えられずとも職務に励む養護教諭のためばかりではない。 養護教諭が日々キャッチしているのは、社会への発信力のない子どものSOSだ。 私たちは、保健室を介して、見えづらいこのSOSを受け止めるべきだと思うからだ。 ﹁ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル﹂︵秋山千佳・著、朝日選書︶保健室には、子どもたちの悲痛な声が届きます。保健室からは、大人の社会の病理と、それに苦しむ子どもたちの姿が映し出されます。ある保健室の先生の言葉も心にしみました。問題を抱えていた生徒を、懸命に支えて修学旅行に参加させました。生徒は、中学時代の最高の思いでを満面の笑みで﹁修学旅行﹂と答えたといいます。﹁やっぱり行かせてよかったね。楽しいことは覚えているけど、辛いことは忘れるから﹂。人間には、辛いことを忘れる力が備わっているはずです。筆者の秋山千佳さんは、元朝