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【掌編全文公開!】ここは、おしまいの地(こだま)|ここは、おしまいの地|tree
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【掌編全文公開!】ここは、おしまいの地(こだま)|ここは、おしまいの地|tree
実話をもとにした私小説﹃夫のちんぽが入らない﹄で鮮烈なデビューを果たしたこだま氏の三作目﹃いまだ...
実話をもとにした私小説﹃夫のちんぽが入らない﹄で鮮烈なデビューを果たしたこだま氏の三作目﹃いまだ、おしまいの地﹄が太田出版より発売! それを記念して、著者の二作目にして、第34回講談社エッセイ賞を受賞した﹃ここは、おしまいの地﹄の中から表題作を全文公開します。 田舎の何もない集落で生まれ育ったこだま氏。﹁当たり前﹂が通用しない、規格外の人が集まる“おしまいの地”で、それでも生き抜く決意が綴られた、儚くも芯の強い一篇をご覧ください。 ************************************** 私はヤンキーと百姓が九割を占める集落で生まれ育った。 芸術や文化といった洗練されたものがまるで見当たらない最果ての土地だった。 コンビニも書店もない。学習塾もない。公民館のロビーの一角に﹁貸し出しコーナー﹂と書かれた今にも倒壊しそうな本棚が三つあり、住民はそれを﹁図書館﹂と呼ぶ。 電車