カドカワの通信制高校﹁N高等学校﹂︵N高︶に通う生徒向けに、今年4月に開かれた個別指導塾﹁N塾﹂。﹁最短1年で東大合格﹂を掲げ、塾生たちは全寮制の“缶詰め状態”で受験勉強を行う。15年12月にN塾の概要が発表されると、ネットでは﹁缶詰め状態なんて厳しすぎるのでは﹂﹁本当に成果が出るのか﹂などの声も上がっていた。開塾から半年経ち、N塾はどうなっているのか。﹁いやー……それが、非常に難しくて﹂――そう話すカドカワの川上量生社長に実態と狙いを聞いた。 定員30人に対し、入塾は7人 現在は5人だけにN高は、今年4月にカドカワが開校した通信制高校。時間や場所を問わずにネットで授業に参加できるのが特徴で、通学に時間がかからない分、通常科目以外の課外授業を取ったり、予備校に通ったりと、それぞれの生徒の進路に沿ったカリキュラムを組めるようになっている。 プログラミングや文芸小説、アニメ、ゲームなど、さ
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