2005年から2006年のデジカメ新製品は「いかにブレを抑えるか」がテーマになってきた。それほど「ブレ」は失敗写真のもとなのだ。でも、意外に「ブレ」について分かっている人は少ないようで、非常に基本的なことなので、ここでちゃんと押さえておこう。 手ブレと被写体ブレとピンボケの判別 失敗写真にもいろいろあるが、一番「失敗した」と感じるのは、「一番撮りたかったものがちゃんと写ってない」こと。 「写ってない」にも、暗すぎたり明るすぎたり色がヘン、という問題もあれば、真ん中に入れたつもりがずれてしまったとか、まっすぐ撮ったつもりなのに傾いてしまったとか、あくびした瞬間を撮りたかったのに口を閉じた後だったとか、そういうのもある。 でも今回は「なんか、もやっとしていてくっきり写ってない」という問題を取り上げよう。 その原因は……レンズが汚れていたのに気づかなかった、というケースを除くと、「ブレ」か「ボケ
一眼レフやミラーレスは写真をボカしやすいという特徴がありますが、裏を返せばピンボケをしやすいという欠点にもなります。大事なのは狙った場所にしっかりとピントを合わせること。そこで今回は誰でも飛躍的にピント合わせが速くなる「親指AF」と呼ばれるテクニックについてご紹介します。 たぶん3倍はピント合わせが楽になるアマチュアカメラマンは5%しか使ってないけど、プロは95%くらい使っているというくらい、便利なテクニックです。しかもぜんぜん難しくない。(*当社比) 「親指AF」(おやゆびえーえふ)という方法、ある程度写真を続けている中級者以上の方ならご存知の方も多いかもしれませんが、写真を始めたばかりの初心者の方なら聞いたことすら無い人が大半かと思います。 というのも世の中のほぼ全てのカメラは買った時点では「親指AF」は出来ないから。メニューの中から自分で設定しないといけないのです。今回はそんな「親指
親指AFとは。 親指AFとは「ピント合わせ(AF)」を「シャッターボタン」から切離し、「親指(背面)側にあるボタン(AE-L・AF-L)」でおこなう操作方法です。プロのほとんどは親指AFを使っているらしいですよ。 私も親指AFを導入しました。実際、親指AFにしてから構図を決めるのが楽ちんになりました。また、ピント合わせが楽になり、ピンぼけが結構減ったように思います。では、さらに親指AFについて詳しく見てみましょう。 シャッターボタンの仕組み。 通常の操作では、「シャッターボタン」を半押しにしさらに押し込むことで写真を撮ることができます。この操作では、まず半押しの段階で「ピント合わせ(AF)」を行います。また、実はそれと同時にレンズから入ってくる光を明るいのか、暗いのかを判断する「測光」を行っています。「シャッターボタン」の半押しで、この二つの役割を果たしています。 親指AFでは、「ピント合
デジタル一眼レフカメラの初心者向け解説のサイトです フィルムカメラからデジタルカメラへの移行が進み、近年急速に普及してきたデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラ。以前はプロや一部のアマチュアカメラマンが扱う敷居が高いカメラでしたが、最近では価格も手ごろとなり、年配の方や女性の方にも人気が出ています。スマホのカメラも進化を遂げていますが、まだまだ本格カメラに比べると画質や感度の面では劣ります。 近年のデジタル一眼レフカメラは性能も高くなり、デジタル一眼レフカメラを扱ったことがない初心者の方でも苦労なく撮影できるようになっていますが、せっかく良いカメラで撮影するのだったら、自分なりに設定を変えてみたり、こだわった写真も撮ってみたくなるのではないでしょうか。 このサイトは、これからデジタル一眼レフカメラ(デジイチ)を始めようとする初心者の方、 はじめてみようかな・・・と購入を検討されている
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