次々と発覚する新事実に打ちのめされながらも、ついにある1つの決断をしました。まずは代理店であるアイティフォーに電話をかけ、そして「オントラック」から無事にハードディスクを返してもらうこと。それから、前回に電話をした中では最も価格が安かった株式会社ブレイバーの「データサルベージ」に無料見積もりを依頼しよう、と。もしもオントラックが分解していればどこに出しても復旧は絶望的であるため、見積もりだけであれば送料以外のお金はかからない「データサルベージ」を選んだというわけ。 また、サイトの説明によると、他社の見積書を添付すればさらに10%を値引きしてくれるとのこと。つまり、こうなるわけです。安すぎ。まさかここまで安くなるとは……。 ・初期診断 オントラック 15,000円 ブレイバー 0円 ・復旧費用 オントラック 1,017,870円 ブレイバー 184,500円 ×90%(10%引き)=166,
これまでいろいろとハードディスクドライブに関する記事を書いてきたわけですが、今回は論理エラーではない正真正銘の「物理障害」について、実際にぶっ壊れたハードディスクを使った衝撃のレポートです。わずか20GBの復旧で信じられないほど高額な見積もりを出されました。 ネット上で「ハードディスク 復旧」などと検索すると多くの業者サイトが出てきますが、まずその実態を簡単に列挙します。以下はいくつもの実績ある復旧業者およびその関係者から、悪質業者についての証言をまとめたものです。 ・論理障害はFINALDATA(ファイナルデータ)などの市販ソフトで復旧しているだけ ・物理障害は復旧技術がない業者の場合はただ開けるだけしかしていない ・物理障害で復旧できなくても検査料や着手金などの名目で数万円を請求 ・別の復旧業者が復旧させると信頼が落ちるため、復旧できないように破壊してから依頼主に返却 にわかには信じら
バックアップはお早めに。 HDD の状態 種類 → 予想される最大の MTBF 使用温度 使用年数 推定結果 推定 MTBF 推定故障率 注:この数値はあくまでも目安であり、そもそも、きちんとした根拠のある数字ではありません。実際の使用状況、および、 HDD 個体によって大きく差が出ると思われます。 また、情報源が正確ではありません。あまり、信用なされないようお願いいたします。 より実際に則した S.M.A.R.T. を利用するソフトウェアなどの利用をお勧めいたします。 S.M.A.R.T. で HDD 状態 を監視するソフトの例 HDDLife http://www.hddlife.com/ HDD Health http://www.panterasoft.com/ References はてな - S.M.A.R.Tとは HDDは高温になっても大丈夫? [デジタル ARENA]
Googleが10万台のハードディスクを使用した結果、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障するという結論を出した恐るべきレポートに続き、CMU’s Parallel Data LabのBianca Schroeder氏が、「現実世界でのハードディスクの故障:平均故障時間100万時間とは一体どういう意味なのか?」というレポートを出しました。ハードディスクに関する以下の常識はいずれも根拠のないものだという内容です。 1.高価なSCSI/FCドライブの方が安価なSATAドライブよりも信頼できる 2.RAID5が安全なのは2台のドライブが同時に故障する確率がとても低いため 3.初期の故障しやすい時期を超えれば耐用年数に達するまで壊れないという信頼が高まる 4.ハードディスクメーカーのいうMTBF(平均故障間隔)はハードディスクドライブを比較するのに有益な尺度である もはや一体何を信じればい
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