auto-complete.elを使ってEmacsで自動補完 2010年11月23日火曜日 Emacsで開発していると、Visual StudioやEclipseにあるような補完機能が欲しくなるときがあります。Emacsのデフォルトでは[M-/]にexpand-abbrevが割り当てられているので、これを使えばそこそこ便利です。しかし、とても自動補完と呼べるほどのものではありません。 そこで、auto-complete.elを導入してEmacsでの開発を少し楽にしたいと思います。 http://cx4a.org/software/auto-complete/ wget http://cx4a.org/pub/auto-complete/auto-complete-1.3.tar.bz2 tar xfvj auto-complete-1.3.tar.bz2 mv auto-comple
▽ピリオドのあとで呼び出した例 まずは、『python-mode.el』と『pymacs』と『pycomplete.el』と - 牌語備忘録 などを参考に auto-complete.el なしで M-x py-complete して候補がでるようにします。 auto-complete は次のように設定します。ここでは、候補を自動的に表示するのではなく、M-h で呼びだすようにしています。 (global-set-key (kbd "M-h") 'ac-complete-pycomplete-pycomplete) (defun ac-complete-pycomplete-pycomplete () (interactive) (auto-complete '(ac-source-python))) (setq ac-source-python '((prefix "\\(?:\\.\\
auto-completeを使おう ==================== auto-completeとは —————– 今回は手前味噌ながら拙作のauto-completeという補完パッケージの紹介と使い方の説明をしたいと思います。auto-completeはEmacsの貧弱な補完インターフェースを補完する目的で2008年に開発されました。従来のEmacsの補完インターフェースというのは良くも悪くもEmacs流でした。例えばカーソル直下のLispシンボルを補完するlisp-complete-symbol(M-TAB)を実行すると、現在のウィンドウが分割されて新しいウィンドウに補完候補が一覧されます。そして、最新のEmacsでもそうなのですが、その新しいウィンドウは自分で閉じない限り永遠に存在しつづけるのです。 長年Emacsを使っている人にとってはこの挙動はむしろ自然なのかもしれません
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