もうすぐクリスマス。 毎年、家族そろってにぎやかに過ごしていました。 しかしいま、娘の博美と一緒に楽しむことはできません。 25日は娘の月命日になってしまったからです。 9年前の夏の夜。 15歳になったばかりの娘は、見ず知らずの少年に襲われ、命を失いました。 変わり果てた娘と対面してほどなく、父親である私宛てに届いたのは死体検案にかかった費用の請求書。
![娘は命を奪われ、「屍」と呼ばれた|NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bff6178e4dc752ec25c3443700936f9e2e2a383b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fspecial%2Fjiken_kisha%2Fassets%2Fimg%2Fpost%2F2022%2F12%2Fhanzaihigaisha2022_eye04.jpg)
理解に苦しむような凶悪な犯罪が後を絶ちません。医療少年院での勤務経験がある立命館大学教授の宮口幸治さんは、凶悪犯罪を行った少年たちに理由を尋ねても難しすぎて答えられないというケースが多いと指摘します。そしてある検査をきっかけに、彼らが犯行の理由を説明することも反省することもできない理由が明らかになっていきます――。 「凶暴で手に負えない少年」の真実 私は2009年から法務省矯正局の職員となり、医療少年院に6年間、その後、女子少年院に1年余り、法務技官として勤務してきました。医療少年院には現在も非常勤で勤めていますのでもう10年以上になります。医療少年院は、特に手がかかると言われている発達障害・知的障害をもった非行少年が収容される、いわば少年院版特別支援学校といった位置づけです。全国にこのような少年院は3ヶ所あります。非行のタイプは窃盗・恐喝、暴行・傷害、強制猥褻、放火、殺人まで、ほぼ全ての
「ゴネ得がまかり通るっておかしくない?」SNSでファン混乱…「和田毅」が浮上して「甲斐野」で決着したFA山川穂高の西武“人的補償騒動”は一体何だったのか?
長崎県佐世保市で高校1年の女子生徒が殺害された事件で、逮捕された同級生の女子生徒が調べに対し「人を殺してみたかった」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かりました。 警察はほかにも動機につながるトラブルなどがなかったか慎重に捜査を進めるとともに女子生徒の当時の精神状態についても調べることにしています。 この事件は、27日未明、佐世保市のマンションの部屋で、高校1年生の松尾愛和さん(15)が死亡しているのが見つかったもので、被害者の同級生でこの部屋に1人で住む16歳の女子生徒が、26日の夜、金属製の工具で頭を殴ったうえ、ひもで首を絞めて殺害したとして殺人の疑いで逮捕されました。 警察は、28日午後、女子生徒を長崎地方検察庁佐世保支部に送りました。 これまでの調べで、被害者の遺体は一部が切断されていたほか、それ以外にも刃物で切断しようとした痕があり、血のついた刃物がベッドの
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