文系理系は無関係、学生は全員読め。もう一度いう、学生は必ず読め。 ﹁上から目線﹂だの﹁えらそう﹂だの批判上等︵ご指摘の通りだから︶。その上で重ねて言う、必ず読め。かくいうわたしは、そう言ってくれる先達がいなかった。ゼミ発表やビジネス文書で﹁揉まれて﹂身に着けた我流の技術なので、心もとないことおびただしい。 今では論文・レポートの作成技術に関する本は沢山あるが、コンパクトな新書にここまで丁寧+徹底して﹁学生のレポート﹂に特化したものはない。﹁東大、京大、北大、広大の教師が新入生にオススメする100冊﹂の第8位で、この手のランキングに必ず本書が入っているところに、センセ方の苦労がしのばれる。 もちろん、ライティングの手ほどきを受けている方なら、﹁あたりまえ﹂のことばかり。しかし、その﹁あたりまえ﹂がないことでどれだけコミュニケーション・ロスが発生しているかゾッとさせられる。 たとえば、﹁事実と
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