イギリスのナイトクラブやバーで、相手の同意なしに体に注射する﹁ニードル・スパイキング﹂と呼ばれる暴力行為の被害が相次いでいる。アルコール飲料に薬物などを混入する﹁ドリンク・スパイキング﹂とは異なる新たな暴力の手口だとして、当局が警戒を強めている。 デートレイプドラッグと同種か無防備な状態の人に、注射針を使って薬物を注入するニードル・スパイキング。 英メディアのインディペンデントによると、これまでの事件で使用された薬物は、﹁デートレイプドラッグ﹂として知られるものと同種だと考えられている。 被害者は意識喪失、吐き気、体の痛みなどの症状を訴えているという。 被害に遭った19歳の学生はワシントン・ポストの取材に対し、目が覚めた時にはクラブで遊んだ夜の記憶がほとんどない状態だったと証言。同紙に﹁このような形の暴力が行われている事実は、記憶を失ったことと併せて恐ろしいことです。楽しい夜のはずが、未知