腰の痛みには、大きく分けて3つの種類があります。1つ目は、筋肉の痛みです。 人は、ただ立っているだけでも筋肉を使っています。 さらに腰をかがめたり、物を持ち上げたり、腰をひねったりすると、 相当に腰の筋肉を酷使していることになります。 ﹁腰痛症﹂の多くは、このような腰の筋肉の疲労が 積み重なることで起こります。2つ目は、椎間板から起こる痛みです。 ﹁椎間板ヘルニア﹂が、その代表的なものになります。 また近いものに、﹁椎間板症﹂﹁変形性脊椎症﹂があります。3つ目は、骨の異常から起こる痛みです。 本来、生まれつき、いろいろな腰の異常がありますが、 その多くは、腰の痛みとは関係のないものです。 しかし、疲労や加齢によって、腰の周囲の筋肉が弱ったり、 歪みが出たりすると、腰に痛みが出ることがあります。 また、加齢によって骨が全体的にもろくなると、 僅かななきっかけで、骨がつぶれて腰に痛みが出