日立に関するfukumimi2002のブックマーク (3)
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日立製作所が、事業規模で総額1兆円の英国高速鉄道プロジェクトについて、年明けにも新型車両を納入する受注契約を結ぶ見通しとなった。日本は官民挙げて鉄道や原子力発電などのインフラ輸出に取り組んでおり、日立の受注が実現することで、今後相次ぐ鉄道プロジェクトの獲得にも弾みがつきそうだ。 日立が受注する見通しとなったのは、英運輸省が発注した高速鉄道の新型車両の導入プログラム。ロンドン−マンチェスター間など主要路線の車両を、30年間にわたり最大で1400両納入する内容だ。 日立は﹁鉄道ビッグ3﹂と呼ばれる独シーメンスなどを押さえ、2009年2月に優先交渉権を獲得していた。しかし、財政難に苦しむ英国で今春保守党に政権が交代したことで、同プログラムが英国内の﹁事業仕分け﹂の対象となり、プロジェクト自体が立ち消えになる可能性も出ていた。 ただ、日立が納入し、昨年12月に運行した英国で初の日本製高速鉄道が、厳
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2010年に創業百周年を迎える日立製作所。総合電機の名の下に総花的経営を続け、毎年のように赤字を垂れ流し、財務基盤は痩せ細った。乾坤一擲の公募増資に打って出たものの、1株利益の希薄化を嫌って株価が急落。もはや資本調達も思うに任せない。そんな満身創痍の巨艦企業に、外資系投資ファンドが狙いをつけたとの情報が、証券筋を飛び交っている。 日立は09年3月期に国内製造業で最悪の7873億円の最終赤字に陥り、今期も2300億円の赤字見通しだ。その原因はリーマン・ショックだけではない。﹁冷蔵庫から原発﹂まで戦略性もなく手を広げた巨大組織の機能不全に、覆いかぶさるように世界同時不況がやって来たのだ。09年4月に、元副社長の川村隆氏が社長として本社に返り咲き、﹁社会イノベーション事業﹂を核に事業の選択と集中を進める方針を掲げたものの、めざす姿ははっきりしない。同じく09年3月期に3435億円の最終赤字に陥
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