普通って何、常識って何、 と思い煩わされていたのが、ばからしくなったような内容でした。 最後の﹁簡単に墓場まで逃げ切れると思うな﹂ていうのは、日本の現代の価値観に毒されている人︵たとえば直線主義、高学歴主義、大企業主義な︶に対しての警告かしら。 読んだら私は少し気持ちが楽になりました。 ﹁こうしなければならない﹂と縛られ苦しめられることなんてないんだ。 並みに生きられないと、死のうとすることなんてないんだ。 むしろ、ダメ人間とか誰かに言われることなんてない。 この話は、﹁成長する社会の波に上手く乗れ!﹂なんて最近の中身のない邁進や自己啓発みたいな解釈ではなく、 ﹁模範や標準なんて不確かなものなんだから、それらにとらわれることなく、常に自分の人間的な感覚や価値観を大事にすべきだ﹂というふうな解釈をしました。 私みたいな人間も全然生きてていい。19‥名無しさん@十周年‥2009/10/16