東京都内では9日、新たに1675人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、9日までの7日間平均は、ことし7月28日以来2000人を下回りました。 また、都は、感染が確認された40代から80代の男女19人が死亡したことを明らかにし、このうち1人暮らしの50代の男性は自宅療養中に亡くなりました。 東京都は9日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1675人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の木曜日より1424人減り、18日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。 9日までの7日間平均は1837.1人で、ことし7月28日以来2000人を下回りました。 前の週の58.5%で、16日連続で前の週を下回りました。 1675人の年代別は、 ▽10歳未満が147人 ▽10代が148人 ▽20代が407人 ▽30代が348人 ▽40代が285人
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、首都圏の患者の治療にあたる大学病院では、中等症で入院した患者が数日後、重症に転じるケースが相次いでいます。医師は「重症はこれまでと比べて少ないと言われるが、実は重症という氷山の下に中等症が大勢いて、いつ悪化するか分からず、警戒を緩められない」と訴えています。 川越市にある、埼玉医科大学総合医療センターは、重症と中等症の患者の治療にあたっていて、先週以降、ほかの病院で症状が悪化した患者が連日運ばれてきています。 24日時点で、13人が入院していて、30代から50代の若い世代で10人を占め、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」に感染していた患者は11人にのぼっています。 症状が重い順に「重症」「中等症」「軽症」となりますが、医療現場では、「中等症」は、酸素の吸入が必要なほど症状が悪化した「中等症2」と、それ以外の「中等症1」に分類されます。
(※ 新しい予測を公開しました→ 東京の感染者数を5週間ぶん予測した (7月19日版)) 東京の感染者数を5週間ぶん予測した (6月21日版) から (7月5日版) に至る記事の続き。まえがきは初回(6月21日版)の記事でご覧ください。 先週の予測は、日曜までの週単位で 6642人(6月21日版)、6896人(6月28日版)、5737人(7月5日版) でしたが、現実は 5137人 となりました。大きめの数字で警鐘を鳴らすつもりはまったくなくて、本当に上振れの可能性もちょうど半分になるように予測しているつもりなので、統計の大切さを訴える意味からすれば、2週連続で下振れさせたことは歯がゆい思いです。 今回の下振れのいちばん大きな要因は、デルタ株が想定よりも増えていなかったことにあります。もともと変異株の検査体制の遅さから、デルタ株は2週前の推計を頼りにせざるを得ないのですが、前回の予想では 4
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