ガチャガチャメーカー約30社︵筆者調べ︶のうち、そのほとんどが東京に集中しています。しかし、東海地区の静岡で、クオリティの高さを武器に勝負をしているメーカーがあります。デザイナー出身のスタッフも抱え、独自路線を歩む会社をガチャガチャ評論家のおまつさん︵@gashaponmani︶が取材しました。 リスクよりも新しい風 会社は﹁ガチャガチャに魂を吹き込む﹂をコンセプトに掲げるトイズキャビンです。代表の山西秀晃さんが5年前、一人でガチャガチャ業界で勝負するために起業し、今や4人のスタッフを抱えるようになりました。 中小零細企業のガチャガチャメーカーにとって、人の雇用はリスクを抱えることになります。しかし、山西さんは﹁ガチャガチャ業界はマス市場です。かつメーカーの数も多い。そのなかで戦っていくためには、私が想起しないアイディアを持っている人が必要です﹂と語り、会社に新しい風を運んでいます。 デザ
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