東京都は13日、ホテルニューオータニ︵千代田区︶の2つの宴会場で7日に食事をした24~75歳の男女59人が吐き気などの食中毒症状を訴え、うち18人からノロウイルスを検出したと発表した。ほかに厨︵ちゅう︶房︵ぼう︶の従業員1人からもノロウイルスを検出。いずれも軽症で入院した人はいない。千代田区は関係した一部の厨房と宴会場を14日から6日間の営業停止処分とする。 都やホテルによると、営業停止となるのは厨房3カ所と本館ザ・メインの宴会場﹁芙蓉東の間﹂、﹁おり鶴 悠の間﹂。7日にあった企業の社内会議などでサラダやサンドイッチ、すしなどを食べた2グループ︵計209人︶からホテルへ9日以降、食中毒症状の連絡があったという。 同社は﹁発症されたお客さまやご家族などに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします﹂としている。