先日の記事で、出版社を通じて活版現場に問い合わせると予告していたが、出版社の方が気を利かせてお尋ねくださったそうで、直接やりとりは出来ず少々消化不良気味だが.....。 作業性についてはコメント欄のせうぞーさんのご意見通り﹁どっちもどっち﹂、その発祥についてはご存知ないとのことだった。 今あらためて府川氏の説を読んでみると、﹁ぶら下げなし﹂組版が後から生まれたことになってしまっている*1。﹁ぶら下げあり﹂組版に肩入れする余りの勇み足では.....と思った次第︵読み違いならスミマセン︶。 で、コメント欄でせうぞーさんの﹁んで、どっちが作業効率に寄与するかというと、どっちもどっちなんです。﹂という活版植字の経験者ご本人の貴重な意見をお聞きし、ならばと興味はそのホンマモンの発祥に移行したのだが、これもコメント欄で森洋介さんに﹁西島九州男﹃校正夜話﹄︵日本エディタースクール出版部︶に記述﹂があると