地上波とは全く異なる編成 地上波放送は総合編成を基本としている。総合編成では教育、教養、報道、娯楽などの広いジャンルを1日の放送時間のうちの一定割合は放送しなければならないことになっている。基本的にベースとなるのは番組のジャンルであり、それを1日の放送時間のうちの昼帯や夜帯など、それぞれの時間帯にテレビの前に集められる視聴者層を想定して割り振っていくことになる。 民放の場合には広告収入を増加させるために高視聴率を獲得しなければならない。時間帯に応じた編成の巧拙が広告収入の多寡に直結してくることになる。特にテレビの前の視聴者が多いと言われるゴールデンタイムには、ジャンルだけにとどまらず同じジャンルでも話題を呼ぶような番組を放送することが求められる。 放送事業者にとっての編成という概念は上記のような考え方を基本とするが、ペイテレビの場合には全く異なる考え方からスタートしなければならない。 ペイ
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