鎌倉市のJR北鎌倉駅裏の市道にあるトンネルの傷みが進み、取り壊しか保存かで揺れている。鎌倉市は安全確保のため取り壊して道路を拡幅する方針を示しているが、地元の「北鎌倉史跡研究会」(出口茂代表)は取り壊しに反対し、二十日に集会を開いて保存を訴える。 市などによると、このトンネルは岩塊に素掘りされており、全長約十メートル、幅約二・七メートル、高さ約一・九メートル。約八十年前に掘られたとみられている。生活道路として使われてきたほか、観光客にも人気がある。
![東京新聞:「解体」か「保存」か 老朽化進む北鎌倉駅裏トンネル:神奈川(TOKYO Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f6e5af3e8e7aba0ee18d3581f47d142d49315853/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.tokyo-np.co.jp%2Farticle%2Fkanagawa%2F20141016%2Fimages%2FPK2014101602100064_size0.jpg)
19日夕から20日午前にかけて日本列島を直撃した台風4号の影響で、逗子、鎌倉、藤沢3市の海水浴場では建設中の「海の家」が強風で吹き飛ばされたり、資材が散乱したりするなど、大きな被害が出た。海水浴シーズンを間近に控え、関係者からは悲痛な声が相次いだ。 海岸が狭い逗子市の逗子海岸では、31軒ある海の家のうち、全壊の2軒を含め計25軒に被害が出た。逗子海岸営業協同組合によると、海沿いを走る国道134号の石垣にまで波が達し、砂が削られたため、土台がむき出しになった海の家が目立つという。 同組合の真壁克昌理事長(56)は「突貫工事で復旧に努めるが、半分以上の家は今月29日の海開きに間に合わないかも知れない」と不安そうに話した。建設には総額約2億円がかかっており、被害額は7000万~8000万円に上る見込みという。 材木座、由比ガ浜、腰越の三つの海水浴場を抱える鎌倉市でも、計26軒の海の家のうち、計2
震災から一月余りが過ぎ、写真家の高橋さんとNさんと僕の三名で、福島に咲いた桜を見に行くことにした。夜明け前に出発して国道を北上すること数時間、山間部に入ると雪混じりの雨が降り始め、車窓風景も雪景色へ変わり、東京から来た格好のままでは寒かった。「滝桜」で知られる三春町へ着く頃には雨が止み、例年の混雑には及ばないながら観光客も多く来ていた。 前日からほとんど眠らずにいたので駐車場に停めた車内でしばらく仮眠をとった後、三春の市街地を少し歩いた。町役場の割れた窓にはダンボールが張られ、蔵を改築した史料館にはヒビが入って休館になるなど、目をこらせば被害は残っているが、町はだいたい平常の様子に戻っているように見えた。高台に上って眺めた市街地は小さいながら、各所に大きな枝垂れ桜が点在している。それらの桜と史跡などを巡って歩けば半日ほどは楽しめそうだ。 川内村のニシマキさんの家に泊めていただき、夕食をご馳
数百騎の騎馬武者が旗を奪い合う相馬野馬追の「神旗争奪戦」=昨年7月24日、福島県南相馬市原町区津波は加藤さん宅のそばまで来たが、野馬追のために飼っているサラブレッド「オンワードレイク」は無事だった=福島県南相馬市鹿島区、大和田写す 津波被害と原発事故で、千年の伝統があり戦争中も途切れなかったとされる福島県相馬地方の「相馬野馬追(のまおい)」が存続の危機だ。しかし住民たちからは復興に向けた精神的支柱として、開催したいとの声が上がっている。 相馬野馬追は毎年7月下旬、同県の南相馬市と相馬市を中心に開かれる。旧相馬中村藩領の郷(ごう)と呼ばれる五つの地域の騎馬会から、約500騎の甲冑(かっちゅう)騎馬武者が集結する勇壮な祭りだ。 だが両市の沿岸部は津波で壊滅的な被害を受け、今も行方不明者の捜索が続く。 さらに福島第一原発の事故で、主会場の南相馬市は避難指示、屋内退避、何の指示もない地域の
三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら
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