﹃ちゃんと考えた?﹄って言われたことありますか。 働き始めて間もない新人のとき、﹁ちゃんと考えた?﹂と言われたこと、ある人いますか。 わたしはあります。 上の人に出した資料を突っ返されて、﹁もっとちゃんと考えてよ﹂と言われるあの瞬間。 嫌だったですよね。 で、そのとき、わたしがまず頭に浮かんだのは何だったかと言うと、 ﹁ちゃんと考える﹂の、”ちゃんと”ってなんだ? でした。 しかし、現実には、”ちゃんと”を、うまく説明できる人は、ほとんどいません。 というのも、”ちゃんと”という言葉が当たり前に使われすぎているからです。 ただ、﹁ちゃんと考えていない﹂のは、上司からすると、それなりに明確です。 例えばこんな具合です。 上司﹁この売上なんですけど、合計の数字間違ってますよね。この資料は重要だと言ったでしょ。﹂ 部下﹁え、間違ってました?﹂ 上司﹁はい。どこの数字を見ましたか?﹂ 部下﹁どこだ
![上司の「もっとちゃんと考えて」の”ちゃんと”って、一体何すりゃいいの?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c3dd9de06bd737485bc77b74f1ac68ea3ee89ba1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.tinect.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F04%2Fb8ca818954d1b6c99f19456a9f2d91c2.jpg)