ブックマーク / osaka.yomiuri.co.jp (33)
-
地球写した祝電送信/宇宙の放射線予報 今月23日に打ち上げられた東大阪宇宙開発協同組合の雷観測衛星﹁まいど1号﹂に続こうと、関西の大学で小型衛星づくりの機運が盛り上がっている。 まいど1号のシステム設計や技術開発に協力した大阪府立大、大阪大をはじめ、京都大、関西大などの研究者らが昨年3月に設立したNPO法人﹁関西宇宙イニシアティブ﹂︵堺市︶は今月、ユニークな衛星﹁KaSpI(カスピ)―1﹂の構想を打ち出した。14型テレビとほぼ同じ大きさのカラー電光掲示板とカメラを搭載。結婚祝いなどのメッセージやイラストを地球をバックに撮影し、地上に届ける。2013年度の打ち上げを目指す。 大阪府立大は、放射線観測衛星﹁ソラマメ﹂も計画中。宇宙で機器の故障の原因になる放射線の変動を知らせる“宇宙天気予報”に役立てる。大久保博志教授は﹁まいど1号で培ったノウハウをつぎ込み、早く打ち上げたい﹂と意気込む。 ま
-
人が目で見ている文字や図形を脳から読み出し、画像化することに国際電気通信基礎技術研究所︵ATR、京都府精華町︶神経情報学研究室の神谷之康室長、宮脇陽一研究員らのグループが世界で初めて成功した。 将来は睡眠中の夢や、脳内で思い描いたイメージも画像化できる可能性があるとしている。11日発行の米科学誌﹁ニューロン﹂に掲載される。 人が目で見たものは、網膜で電気信号に変換され、後頭部にある大脳視覚野で処理される。 今回の研究では、100コマ︵10×10︶の画面上に、暗部と点滅部をモザイク状に配した画像を440種類作成。それぞれを被験者2人に見てもらい、視覚野での脳活動︵血流の変化︶を機能的磁気共鳴画像︵fMRI︶で測定し、コンピューターで解析して認識パターンを作成した。 その後、暗部と点滅部で構成された﹁□﹂﹁×﹂など5種類の図形と、﹁neuron﹂のアルファベットを一つずつ見てもらいながら、同様
-
-
-
-
-
スポーツ大会 橋下知事の色紙贈呈へ 大阪府の橋下徹知事はスポーツの全国大会の優勝報告などに訪れた学校関係者に贈る2万円の激励金を廃止し、自身のサイン入り色紙を手渡すことを決めた。﹁お金より記憶に残るものを贈りたい﹂としている。 激励金は全国大会を制した小中高校や、春夏の高校野球の甲子園出場を決めたチームが知事を表敬訪問した時などに贈呈。今年度は6校に計12万円を渡した。 府によると、橋下知事が担当課に﹁せっかく府庁に来てもらうのだから、学校やチームの記憶に残るものはないか﹂と問題提起。同課が知事のサイン入り色紙を贈る案を示し、知事が了承した。28日にはアメリカンフットボール全国高校選手権で優勝した大産大高が訪問する予定で、﹁優勝おめでとう﹂と記した橋下知事の色紙が渡される、という。
-
-
-
-
-
-
-