﹁売れ残った本﹂半額に 出版社17社、ネットで本格販売 2007年10月07日 再販契約で定価販売を義務づける出版業界で、﹁売れ残った本﹂をインターネット上で値引き販売しようという試みが、12日から本格的に始まる。これまでの絶版本や期間限定の割引販売から一歩進め、小学館や集英社、講談社、文芸春秋などの大手出版社が、絶版の一歩手前の﹁在庫僅少︵きんしょう︶本﹂を提供し、半額で通年販売する。出版不況で書籍の4割が読者の手に届かず返品されるなか、価格を拘束しない﹁第2の市場﹂を創設して本の復活をはかるのが狙いだ。 販売するのは、小学館と集英社などの関連会社、昭和図書︵大竹靖夫社長︶が運営するインターネットのショッピングサイト﹁ブックハウス神保町.com﹂︵http‥//www.bh−jinbocho.com/︶。 昭和図書の呼びかけで、今春から小学館、集英社など4社が、初版発売後1年以上経過し、