財務省が発表した先月の貿易統計で、政府が韓国への輸出管理を厳しくした半導体などの原材料のうち﹁フッ化水素﹂の韓国向けの輸出がゼロになったことが分かりました。 先月の貿易統計によりますと、このうち半導体の基板の洗浄に使われる﹁高純度のフッ化水素﹂を含め韓国向けの﹁フッ化水素﹂の輸出がゼロになりました。 ﹁フッ化水素﹂は、去年の同じ月はおよそ3378トン、額にして7億4000万円余りが輸出されていました。7月に479トンに減ったあと、先月ゼロになり、輸出管理の厳格化が影響したとみられます。 また、韓国で日本製品を買わないよう呼びかける動きが広がる中、食品や飲料の輸出額は、去年の同じ月に比べて40.6%減少しました。 中でも﹁ビール﹂は、韓国がこれまで最大の輸出先でしたが、先月の韓国向け輸出額は前の月に比べて92.1%減り、6億3943万円から5009万円に落ち込みました。 韓国向けの﹁清酒﹂
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