3年に渡ってシリアの武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが解放されたとの情報を受け、安田さんをめぐる﹁自己責任﹂の議論がインターネット上で再燃している。だが、テレビ朝日解説委員の玉川徹氏は﹁釘を刺しておきたい﹂として自己責任論を強く否定した。 玉川氏は2018年10月24日の﹁羽鳥慎一モーニングショー﹂︵テレビ朝日系︶で、紛争地帯に飛び込むフリージャーナリストの役割の大きさを力説。安田さんを﹁英雄として迎えないでどうするんですか﹂と主張した。 ■﹁フリーのジャーナリストは命を懸けてやっているんです﹂ 安田さんが解放されたとの情報は23日深夜、菅義偉官房長官が緊急会見を開いて発表。トルコ南部の入管施設で同日に保護されたとの知らせが、カタール政府から届いたという。安田さんであると確認されれば、近く日本に帰国すると見られる。 安田さんは15年6月、トルコ南部からシリアに入国