ファミリーコンピュータ初の将棋ゲームとして1985年に発売された﹃本将棋 内藤九段将棋秘伝﹄︵以下、内藤九段将棋︶。時代の流れとともに多くの人が忘れていたかもしれない同作が、なぜか“アクションゲーム”と化して、2018年12月30日の真冬の秋葉原の一角を熱狂させるという事態が起きた。12月27日から31日まで開催された、リアルタイムでゲームのタイムアタックに挑戦する﹁RTA﹂のイベント﹁RTA in Japan 3﹂。24時間、ほぼ途切れることなくさまざままなゲームのタイムアタックが実施される同イベントにて、﹁本将棋 内藤九段将棋秘伝シングルエリミネーショントーナメント﹂が開催されたのである。 ︵画像はTwitch | RTA in Japanより︶ 同大会はいかに﹁敵コンピュータを早く投了させるか﹂というタイムアタックをテーマにしたもので、ふたりの参加者が同時にゲームのスタートボタンを
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