福祉と家族に関するh5dhn9kのブックマーク (4)
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上間陽子氏︵琉球大教授︶ 居酒屋談義の無責任な誰かの発言ではなく、一国の大臣の発言とは耳を疑う。沖縄の歴史を知らなすぎる。沖縄で未婚の出生率が高い歴史的背景には、沖縄は米国の占領地だった時期があり、バースコントロール︵産児制限︶が効かない中で子どもを産むことが形成されていったことがある。日本で避妊方法の教育がなされていたとき、沖縄ではそれができなかった。第一義的責任は国にある。 沖縄が大きなひずみの中に落とされていた歴史を、彼は知らなすぎる。また、母子世帯になれば貧困に陥るのは、単に国策の破綻だ。そこを修復しようとせずに﹁母子家庭での子育ては大変だから、母子家庭にはなるな﹂という話は、国の責任放棄だろう。 単身でも貧困に陥らず、子どもを育てることができるという環境、社会をつくることが国の責任で、最も重要なことであるのに、そこに全く触れていない。 確かに、若年出産で経済的に困難な状況に陥る事
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神戸市の元幼稚園教諭の女性︵22︶が介護していた祖母を殺害し、執行猶予判決を受けた事件。その事件を掘り下げて毎日新聞のニュースサイトに掲載された記事は、SNSでシェアされてさまざまなコメントが投稿されている。<不幸。﹁身内の介護は身内で﹂﹁家族の介護は家族で﹂という発想を変えていかなければ>とツイッターに投稿した南野森︵みなみの・しげる︶・九州大法学部教授︵憲法学︶にも多くの反響が寄せられた。︻山内真弓/統合デジタル取材センター︼ ﹁私も﹂﹁私も﹂とリプライが届いた ﹁<ずっと寝たきりの親を介護しています><学校の先生が、介護離職で若くして退職して残念でした>といった<私も>というリプライ︵返信︶が相次いで届きました。若い世代にとっても人ごとではない。自分も将来そうなるかもしれない、と思ってくれたのだと思います﹂。南野さんがツイートへ…
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﹁兄の存在は、恥でした﹂ ひきこもっている兄がいる50代の男性の言葉です。 自分にも人生がある。自分の家庭だってあるから、もう正直関わりたくない。でも、だからといって関わりを絶っていいのだろうか…。ひきこもり当事者のきょうだいは、親たちとはまた異なる悩みや苦しみを抱えながら生きています。その心の声をたどりました。 ︵ネットワーク報道部記者 高橋大地︶ ﹁二人の妹が両方ともひきこもりです。両親はもう諦めたのか何も言いません。両親が死んだあと、自分が妹たちの面倒をみるのかと思うと不安でしかたありません﹂ ﹁30代の弟がひきこもっています。弟とは関わりたくないと思ってしまう自分と、姉として何かできないか、と思う自分との間でずっと揺らぎ続け、非常にしんどいです﹂ NHKの特設サイト﹁ひきこもりクライシス﹂に寄せられた声です。サイトには、ひきこもりの当事者やその親だけでなく、兄弟姉妹からの投稿が続々
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虐待によって、幼い子どもの命が奪われる事件が後を絶たない。2018年3月、東京都目黒区のアパートで船戸結愛︵ゆあ︶さん︵5︶が死亡した。父親からの虐待があったとされる。今年1月には千葉県野田市で小学4年の栗原心愛︵みあ︶さん︵10︶が自宅で死亡し、傷害の疑いで両親が逮捕された。 ﹁家庭﹂という閉ざされた空間で起こる児童虐待。親に暴力をふるわれたり、放置されたりしても、だれにも助けを求められずに苦しんでいる子どもたちがいる。 なぜ、児童虐待は起きるのか。小さな命を守るためにできることはないのか。虐待した親の弁護を手がけてきた神尾尊礼弁護士に話を聞いた。︵編集部・吉田緑︶ ●背景に社会からの孤立 神尾弁護士は、虐待が起こる家庭の特徴として﹁核家族﹂をあげる。 ﹁虐待は、社会とのつながりが希薄で、周りにだれも頼る人がいない家庭で起きることが多いと感じています。また、虐待をしてしまう人のなかには、
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