福祉と災害に関するh5dhn9kのブックマーク (3)
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台風19号の被害が拡大した12日、東京都台東区が、路上生活者など区内の住所を提示できない人を避難所で受け入れていなかったことが、同区などへの取材で明らかになった。 台東区によると、台風19号の接近に伴って11日午後5時半以降、区内4カ所に避難所を開設。12日に区立忍岡小の避難所を訪れた2人に対し、﹁住所がない﹂という理由で受け入れを拒否した。 受け入れを断られた北海道出身の男性︵64︶は脳梗塞︵こうそく︶を患い、会話が不自由な状態だ。約1カ月前に上京し、路上生活を続けていたという。屋内に避難できなかったため、12日夜はJR上野駅周辺の建物の陰で傘を差して風雨をしのいだ。取材に﹁避難所に受け入れてくれたら助かったのにという思いはある﹂と語った。
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大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震で、大阪府高槻市の寿栄︵じゅえい︶小学校のブロック塀が倒れ、4年生の三宅璃奈︵りな︶さん︵9︶が亡くなった事故について、田中良美校長は21日、3年前にブロック塀が危険だと外部から指摘を受け、市教育委員会に伝えていたことを明らかにした。市教委が現場を確認したが、安全だとしていたという。 この日あった非公開の保護者向け説明会後の会見で証言した。校長によると、2015年度に開いた防災研修の際、外部から招いた講師に学校周辺の危険箇所について指摘された。その中に、今回の地震で倒壊した学校のプールの塀も含まれていた。このため、田中校長が市教委に伝え、市教委が調べたという。 市関係者らによると、講師は防災アドバイザー。市教委が16年2月にブロック塀をハンマーでたたくなどするテストを実施して、安全である、と学校側に伝えたという。 田中校長は﹁市教委に報告して点検して
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﹁女性のトイレは男性トイレの3倍必要﹂ こうした項目を集めた、避難所の国際基準があることを知っていますか? その名は﹁スフィア基準﹂。日本ではあまり知られておらず、この基準が満たされている避難所は少ないと言います。しかし、﹁スフィア基準﹂には災害時にあなたの命を守るための大切な内容が含まれています。 ︵社会部記者 清木まりあ 森野周 熊本局記者 杉本宙矢︶ ﹁スフィア基準﹂を国内で広めようとしている人がいます。登山家の野口健さんです。 東日本大震災などの被災地で支援を続けてきた野口さん。﹁スフィア基準﹂を知ったきっかけは、海外の支援者から聞いた言葉でした。 ﹁日本の避難所はソマリアの難民キャンプ以下だ﹂ ﹁国際的な﹃スフィア基準﹄を満たしていない﹂ 多くの人が当たり前だと思っていた日本の避難所。﹁スフィア基準﹂という国際的な基準を満たしていないことが多いという言葉に、野口さんは衝撃を受けた
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