武漢市の封鎖は1月23日10時から始まったが、通告時刻は同日午前2時5分。その間数十万の武漢市民が脱出した。なぜこの時間的ゆとりを与えたのか?解答を追いかけていくうちに、とんでもないことが判明した。 ◆武漢市の封鎖通告時刻と実行とのずれ ﹁武漢市新型コロナウイルス感染による肺炎流行予防制御指揮部﹂は、1月23日午前2時5分に武漢人民政府の名において、﹁市新型コロナウイルス感染による肺炎流行予防制御指揮部︵第1号︶﹂を発布した。﹁長江日報﹂は中国共産党武漢市委員会の機関紙なので、そのウェイボー︵weibo︶は権威ある発表となる。但しweiboはこの情報を見た場所の時差を調整して表示するので、1時間の時差がある日本時間﹁03:05﹂と表示されている。 念のため、以下に現地時間のweibo情報を貼り付けておこう。 また、﹁武漢市人民政府﹂のHPの通告もご紹介しておく。何れの場合も、通告内容は以下