︵CNN︶ 米ノースカロライナ州で飲酒運転の疑いがあるとして警察に車を停められた男性が、体内でアルコールが醸造される﹁ビール自動醸造症候群︵ABS、別名﹁腸発酵症候群﹂︶と診断された。 男性は一貫して飲酒を否定し続けていたが、当初、警察はその言葉を信じなかった。 男性は当時40代後半で、呼気検査を拒んだために病院へ連れて行かれ、検査の結果、血中から0.2%のアルコールが検出された。これは許容量の約2.5倍、1時間にアルコール飲料10杯を飲んだ量に匹敵する。 男性は絶対にアルコール飲料は飲んでいないと言い張ったが、医師にも信じてもらえなかった。 しかし米リッチモンド大学医療センターが調べた結果、男性の言葉は本当だったことが分かった。男性はビールもカクテルも飲んでいなかったにもかかわらず、消化器官の中に酵母が存在していて、その作用で食品の糖分からアルコールがつくられていた。 つまり、体内でビー
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