あけましておめでとうございます! 今年は異世界放浪メシのアニメが放送されるらしいので楽しみなバックエンドの原田 (tomtwinkle)です。 内部で運用しているSQLレビューチェックリストの一部を抽出し思いつきで追記して行った結果、結構な分量になってしまいました。 暇な時でも流し読みして頂けるとありがたいです。 Motivation SQLレビュー観点 大きくSQLが変更される修正の際にはEXPLAINをレビュー内容に加える 検索のキーにINDEXを使用しているか SQL発行回数がN+1(1+N)の構造になっていないか サブクエリを利用したSQLはパフォーマンス要チェック Viewの利用は基本的に禁止 CROSS JOINは禁止 WHERE句で十分に絞った検索をしているか 必要なcolumnだけSELECTしているか レコード数だけ必要な場合にCOUNT用のSQLを発行しているか 集計関
slow logの時間は何を計測しているのか? きっかけ とあるMySQLインスタンスで1Gbのネットワーク帯域を使い切ってレスポンスタイムが悪化していたという話を聞いた。 確かに遅いがlong_query_timeを小さくしてもslow_logは特に出ていなかったため、どのクエリが問題なのかを特定しづらかったらしい。 これを聞いたときはRedisとかインメモリのDBならまだしもMySQLがストレージより先に1GbのNICを使い切ることがあるのかーと驚いた。まあ、100GB以上のメモリも珍しくないので、ほとんどメモリから結果を返していれば1Gb/s以上返すことは難しくなさそうではある。 だが、long_query_timeを小さくしてもslow_logにクエリが出力されなかったという部分は気になった。 具体的にlong_query_timeがどれくらいなのか、同時接続数はどれくらいでQPS
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この記事はMySQL Casual Advent Calendar 2016の22日目です。 innodb_thread_concurrencyを最近のデフォルトである0と論理CPUコア数の2倍の48に設定した場合に観測出来た小ネタです。ベンチマークのtpsを載せていますが、1回しか取得してないので、割と誤差があると考えられるため、目安程度に見てください。 環境 CentOS 6.6(2.6.32-504.12.2.el6.x86_64) Xeon E5-2643 v2 3.5GHz x 2(2P12C24T) Memory 64GB (8GB x 8, DDR3 1866MHz) HDD SAS 300GB x 2 10k rpm(RAID1 BBU付き) FileSystem ext4 ベンチマークのデータ量はinnodb_buffer_pool_sizeに収まる量 メモリで殴るような
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