東京都内の新型コロナの新規感染者数の7日間平均はことし2月下旬以来、1000人を超え、専門家は、感染の再拡大が始まっているとして基本的な感染防止対策の継続を呼びかけています。 都は13日、新型コロナの感染状況と医療提供体制について、専門家によるモニタリング項目の分析結果を公表し、4段階ある警戒レベルのうち、いずれも下から2番目を維持しました。 新規感染者数の7日間平均は12日時点で1105人と、前の週のおよそ118%と3週連続で100%を上回りました。 1000人を超えたのは、ことし2月下旬以来となります。 入院患者数は前の週より56人多い515人となり、専門家は去年12月中旬以来の増加傾向にあると分析しました。 専門家は「感染の再拡大が始まっている。新規感染者数の増加をできるかぎり抑制するため、基本的な感染防止対策を継続する必要がある」としています。
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