今回の大雪山系の遭難では、一つの商業パーティーで︵初夏にもかかわらず︶8人の死者が出ました。 ニュースでは、ほとんどが低体温症︵いわゆる疲労凍死︶だとの情報です。 これ、ツアー会社およびガイドに多くの問題があるように思えてなりません。 ニュース見てると、うんざりするほどツッコミどころが見えてきます。 十数年前、本多勝一が指摘したように、日本には国家資格としての山岳ガイドの資格がありません。 誰でも、﹁自分は山のガイドだ﹂と主張すれば、ガイドになれるのです。 もちろん、多くの経験と技術を厳しい認定試験で評価する、信頼のおけるガイド協会もあります。 しかし、ガイドの基準はそれぞれの協会における独自基準であり、統一のものではありません。 まさに玉石の混じり合った状態です。下はひどいですよ。 ツアーでは、自称﹁山岳ガイド﹂がリーダーシップをとります。 彼が持ち物チェックをし、コースを決め、現場での
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