「「丸山眞男」をひっぱたきたい」についての覚え書き - 吐息の日々〜労働日誌〜こちらのエントリを読んで、私はこういうブックマークコメントを書きました。 官僚答弁をきいたような気分になる(笑)。ただ、確かに改善されてきている面がないわけではない、という点は重要か。それでも厳しい現状は残っているし、20代の失われた10年がかえってくるわけではないのだが…… 確かに景気回復に伴い、フリーターにとっても、以前よりは状況がましになっている部分はあるのだろう(あまり身近で実感はないけど。)。その部分は大いに歓迎できるし、どんどん良くなってほしい。ほんとに(でもこれって持続するんですかね?)。 けれど、厳しい現状も残っている。新卒の人と同じ土俵で競わなければならないというような不条理感もある。新卒の奴らはずいぶんと恵まれていて良いですね、という怨恨も起こりうる。赤木論文的「年長フリーター」は、年はとって
『フツーをつくる仕事・生活術 28歳編』 28歳という危機 「『一人前に働けて当たり前』『結婚できて当たり前』『生活力がついて当たり前』……世間からも親からもそう思われて当たり前の二〇代後半」(本書「あとがき」/中西新太郎)――こういう20代後半観はいまだに強い。ゆえに「自分だってそう思うから、『できてない』自分に焦りを感じ自分を責める、三〇代への突入がクラーイ将来としか想像できない」(同)ということになる。 ぼくが就職したのはようやく25のときで、20代後半は結婚もしていなかった。カノジョはいたわけですが、収入があるのはぼくの方だけ(カノジョは簡単なバイトのみ)でしかも月20万円ほどだったので、とても家庭など持てなかった。 実家に帰るたびに、祖母が心配して小遣いをくれようとしていたのは、孫のあえかなる身を思ってのことであった。 ぼくが20代後半だった時期にくらべても、この「世間通念」と現
日経ビジネスオンライン連載中に賛否両論を巻き起こし、「日経らしからぬ(一応申し上げますと、弊社は日本経済新聞社とは別の会社です)」と、お褒めとお叱りを頂いた「U35男子マーケティング図鑑」が、大幅な加筆と再構成を加え、よりパワーアップして書籍になって帰ってきました。その名も『平成男子図鑑 ~リスペクト男子としらふ男子 』。 本書の出版を記念して、著者の深澤真紀氏がぜひ会ってみたいと企画したのは、若者を扱った話題の新書『若者はなぜ3年で辞めるのか? ~年功序列が奪う日本の未来』『搾取される若者たち ~バイク便ライダーは見た!』の筆者、城繁幸氏、阿部真大氏との鼎談だった! どうやら、書籍には書ききれなかった、U35(アンダー35)の男子世代への思いを、彼らとぶつけ合いたいらしい。お2人から快諾を頂き、話が始まるやいなや、バブル世代への怒りでいきなり噛み合った3人の大暴走が始まった。異論・反論、
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