ということを帰りのタクシーの中でつらつらと考えてました。 目の前にはタクシーのカーナビ。ああそうか…と思いました。てなわけで。 彼らは、いってみればベテランの運ちゃんみたいなもんですよ。 あらかじめ、いろんな道を走っている、だから道を知っている。それで常に道を試す癖がある。 それだけなんだと思いますね。 彼らはコピーを︵若いときには特に︶たくさん書きますけど、 それはいいコピーを書くためというよりは、ダメなコピー︵ありがちな切り口︶を 捨てるためなんですね。いってみれば道に迷いまくってみるようなもの。 ﹁常識だとこの道。あの道はどうかな?この道はどうだろうか?﹂て感じで。 それで、その経験を経て、ダメな道をあらかた巡っているので、 いいコピーが書ける。いい切り口が見つかる。スゴイ発想が見つかる。しかも早く。 そりゃそうですね。あらかじめ考えておけば早いし深い。 いや