﹃認めたくないものだな──﹄ ﹃認めたくないものだな……自分自身の、若さ故の過ちというものを﹄──。シャアのセリフの中でも、最も有名なものの1つといえるだろう。 サイド7で、勝手に暴発し連邦軍と戦ってしまう部下。ところがガンダムが起動してしまい、結果2機のザクが失われてしまう。部下の暴発を押さえられなかったこと、そして上司に報告をせず勝手に追跡して、2機のザクを失ってしまったシャア──。 ﹁このときのシャアは全然反省していないんですね。過ちだと思う話し方をしていないんです。楽しんでいるというか、余裕がすごくある。マイナスをプラスに変えることをもう考えている。﹃この失敗をフォローしよう﹄というタイプではないんです﹂ ﹁ビジネスパーソンでいえば、上司の判をもらわずに勝手に決済してしまった、それが焦げ付いてしまったという感じです。しかし、焦げ付きを隠しながら取り返せるバクチにいくという人ではなか