自民党の茂木敏充幹事長は6日の記者会見で、ブログへの投稿内容を公的機関から﹁人権侵犯﹂と認定されながらも自らの正当性を繰り返して主張する杉田水脈衆院議員を次期衆院選で公認するかを問われ、﹁差別は決してあってはならない﹂とする一方、﹁党の公認は︵衆院の︶解散後、決定される。しかるべきタイミングで適切に判断していきたい﹂と述べた。 杉田氏をめぐっては、アイヌ民族らの衣装を揶揄︵やゆ︶する過去の投稿に対し、札幌法務局が今年9月に人権侵犯を認定。その後も法務省が大阪府の在日コリアンの女性らに対する人権侵犯を認定した。しかし、杉田氏は﹁私は差別をしていない﹂などと主張する動画をSNSに相次いで投稿している。 こうした杉田氏の言動に対し…