カテゴリ 質の高い介護を提供するには 井上晃宏 (以下はジョークです) 介護職は、ヘルパーも三福祉士(介護、社会、精神衛生)も名称独占であり、事実上、参入はフリーである。 この状況は非常に危険だと思う。学校で介護学を履修していない人が、好き勝手に「業」としての介護を行うことは、国民の安全を脅かす。 介護の安全性を確保し、質を向上させるためには、以下のような改革が必要だ。 2. 資格取得をするには、6年制の「介護学部」を出ることを義務付ける。 3. 介護学部では、質の高い介護を実現するため、施設実習の他に、人の生理学を学ぶ「基礎介護学」(200時間以上の実験実習つき)、人体構造を学ぶ「介護解剖学」、介護倫理を教える「介護倫理」(実習、ディスカッションを含む)、豊かな人格を涵養するため、2年間に及ぶ一般教養科目がある。 これらの科目を教えるための教員は研究者でなければならない。最新知