民進党の前原誠司代表は10日、希望の党代表の小池百合子東京都知事と都内で9日に会談し、衆院選後の首相指名選挙の対応を小池氏に一任したことを明らかにした。「選挙後の首相指名は小池氏に判断していただく」と述べた。遊説先の長崎市で記者団の質問に答えた。 会談に関し「安倍政権を終わらせる。しがらみだらけの自民党政治に終止符を打つという考えで一致した」と強調した。
希望の党から比例区での立候補が取りざたされている中山成彬(なりあき)・元文部科学相(74)は4日、宮崎市内で朝日新聞の取材に応じ「安倍政権打倒、政権交代とわめくのは元民主党の人たちだが、国民は民主党政権のトラウマが消えていない」と述べた。政権交代を主張する旧民主出身の立候補予定者らを牽制(けんせい)した。 中山氏は先月28日にツイッターで「安倍首相の交代は許されない」と投稿。これについては「小池(百合子)さん以外の人では、今の国際情勢で安倍首相に代わる人はいないと思う」と説明した。 また、希望の党での自らの役割について「小池さんから(候補者の)リクルートを頼まれている」。選定の際には、憲法改正や安保法制などの「思想チェック」をしていると話した。 中山氏によると、希望の衆院選の進め方について小池氏は「選挙はテレビがやってくれるのよ」などと話していたという。「消費税を上げなくて済む方法があると
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