![書評『翻訳とパラテクスト』阿部賢一著 小言語が生き 発展した過程 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c85abe97ffe21c70e178988bbc50b70e443aeef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZQO4790731003052024000000-1.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dfill%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fp-x%3D0.4%26fp-y%3D0%26fp-z%3D1%26fill%3Dblur%26s%3D8374152a08013704437f198cf0bd4ae9)
「100分de名著」(NHK Eテレ)で取り上げる作品を九年にわたり選び続けてきたプロデューサー、秋満吉彦さんが最も戦慄を覚えたのは、現代社会のありようを言い当てる「名著の予知能力」でした。秋満さんによる新書『名著の予知能力』から番組の制作舞台裏をお届けします。 通説を揺るがし、常識的な読みを解体するミッチェル「風と共に去りぬ」(2019年1月放送) 「風と共に去りぬ」の講師を担当してくれた鴻巣友季子さんとの出会いは、「翻訳対談」というタイトルで行われた、翻訳家の古屋美登里さんとのトークショーの会場だった。メモによれば2017年9月11日とあるから、もう五年以上も前のことだ。 それまで研究者や作家を講師として招いたことはあるのだが、専門の翻訳家を呼んだことはついぞなかった。ただ翻訳文学好きだった私は、原文と取っ組み合い、その一つひとつの言葉の深い意味を探りながら格闘し続けている翻訳家の人た
■単行本 『完全版 チェルノブイリの祈り──未来の物語』 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/松本 妙子 訳 価格 3630円 2021年5月27日 配信開始(2021年2月17日発行) ■岩波ブックレット 『はだしのゲンはピカドンを忘れない』 中沢 啓治 価格 572円 2021年5月27日 配信開始(1982年7月23日発行) 『官製ワーキングプアの女性たち──あなたを支える人たちのリアル』 竹信 三恵子 編/戒能 民江 編 他 価格 682円 2021年5月27日 配信開始(2020年9月4日発行) 『有機農業で変わる食と暮らし──ヨーロッパの現場から』 香坂 玲/石井 圭一 価格 572円 2021年5月27日 配信開始(2021年4月6日発行) 『第四次産業革命と教育の未来──ポストコロナ時代のICT教育』 佐藤 学 価格 682円 2021年5月27日 配信開始(2021年4月
「タイムトラベル」といえばこれを読んでいる多くの人は「あーはいはい」とその意味するところをすぐに理解してくれるだろう。空間のように時間を移動することができて、未来に行ったり過去に行ったりできるアレのことだ。もちろんタイムトラベル事象は我々の生活の身近なところにあるものではないけれども、邦画でも洋画でも、漫画でも小説でも「タイムトラベル」が出てくるものはいくらでもあるから、なかなかこの概念を知らぬままに生きるのも難しい。 しかし、この「タイムトラベル」という概念はいつ頃生まれたのだろうか。あまりにもよく知っている、よく(フィクションの中で)用いられているものだから、神話の時代からあるだろうと思ってしまうが、実はその起源はごく浅いと著者はいう。 (……)古代人には、永遠の命、生まれ変わり、死者の国といった概念はあったが、時間旅行という概念はなかった。現代人には馴染み深い「タイムマシン」など、ま
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