ソフトバンクグループの孫正義社長︵62︶の動きが激しくなっている。 ﹁何か度肝を抜くような計画を練っているのではないか……﹂︵市場関係者︶との声が聞こえてくるのだ。 確かに、ここへきて孫社長がメディアを賑わす機会は増えている。 今週7日に米経済誌﹁フォーブス﹂︵電子版︶のインタビューで、ソフトバンクGが運営する10兆円規模の投資ファンドの出資企業について、﹁15社は破産するだろう﹂と話した。出資企業は全88社。約17%の経営破綻を見込んでいることになる。 実際、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが出資する米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズや、共用オフィスのウィーワーク︵社名はウィーカンパニー︶などは株価が大幅下落している。3月27日にはソフトバンクGが筆頭株主の衛星通信企業のワンウェブが米チャプター11︵日本の民事再生法に相当︶を申請した。 新型コロナの感染拡大を受け、孫社長はツイ