拙著﹃ブッダという男﹄の﹁あとがき﹂に端を発し、馬場紀寿先生︵東京大学教授︶が、2024年2月1日付けで、拙論︵清水﹇2016﹈︶に研究倫理上の問題があるとして佛教大学仏教学会に申入書を送付して、当方に﹁追補﹂を請求していました︵申入書は馬場先生のresearchmap上で公開︶。 その後、佛教大学仏教学会において一月弱に渡り対応に関する協議が行われ、2024年2月29日付けの書面にて、当方に、馬場先生の﹁追補﹂の請求を差し置いたうえで、﹃佛教大学仏教学会紀要﹄の紙面上で馬場先生に回答として反論するスペースを与えるという連絡がありました。 つきまして、馬場先生が公開された﹁研究不正、もしくは研究倫理に悖る行為﹂の告発については、既に当方がresearchmap上で公開しています﹁反論﹂が佛教大学に受け入れられ、双方から聴取して不正の有無を調査したり、第三者委員会を設立したりするまでもなく、