大阪市に本社がある﹁小林製薬﹂は、﹁紅麹︵べにこうじ︶﹂の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことが報告されたと明らかにしました。会社では﹁健康食品が原因となった可能性がある﹂として、この成分を含む3つの健康食品を自主回収するとともに、使用を中止するよう呼びかけています。 会社が自主回収することを発表したのは、﹁紅麹﹂の成分を含む、 ▼﹁紅麹コレステヘルプ﹂ ▼﹁ナットウキナーゼさらさら粒GOLD﹂ ▼﹁ナイシヘルプ+コレステロール﹂の3つで、いずれもコレステロールや血圧を下げる効果を記した健康食品です。 会社の発表によりますと、ことし1月、﹁紅麹コレステヘルプ﹂を摂取した人が腎臓の病気などを発症したことが報告されたということです。 その後、体調不良が報告された患者の数は13人に増え、このうち6人が入院が必要となり、一時、人工透析が必要になった人もいるということです。