柄谷行人に関するhidex7777のブックマーク (23)
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絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、﹁文の人﹂だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…
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著者が目指すのは、一言でいえば、現代の情報社会における﹃共産党宣言﹄を書くことである。労働者階級は、かつてのように階級闘争の主体ではない。それにかわって、著者は﹁ハッカー階級﹂を見いだす。 ハッカーは、コンピューター技術を悪用して他人のコンピューターに侵入・破壊を行う者を指すが、本書ではもっと広く、知的な情報生産に従事する者一般を意味している。それに対して、情報を独占し所有する支配階級︵ベクトル階級︶がある、と著者はいう。現代の階級は、情報の生産と所有をめぐって形成される。 ドゥルーズの影響を受けた著者の表現は、抽象的で、具体的なイメージに乏しい。しかし、それは、必ずしも欠陥ではない。旧来と異なる今日の階級や階級闘争は、旧来の言葉では語ることができないのだ。 しかし階級闘争はあくまで存在しているのであり、それを言語化する一つの試みとして、﹁ハッカー宣言﹂が書かれたのである。
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﹁国家とはなにか﹂と著者は問う。人はいつも国家について語っている。が、著者のように根本的にそれを問い直す人はめったにいない。今日では国家に関して、つぎのような考えが広く浸透している。国民がそれぞれ主権者であり、国家とはそのような主体の社会契約によって形成されるガバメント︵政府︶にほかならない。国民が納税するのは、みずからの安全をはかり、また、公共の福祉を得るためである。著者は以上のような考えに異議を唱える。 現実には、国家がやっていることは、国民の意思とは関係がないし、国民の安全とも関係がない。たとえば、ブッシュが強行したイラク戦争は、アメリカ国民の総意ではない。それに対して、ブッシュの政策の裏に石油資本の利害が潜んでいるという見方がある。これはいわば国家を階級支配のための道具としてみる見方である。しかし、アメリカにかぎらず、国家は、国民総体の意志から、さらに、資本の意志からも自立した主体
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