柄谷行人とliteratureに関するhidex7777のブックマーク (2)
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記事‥じんぶん堂企画室 批評家・思想家の柄谷行人さんは、多摩丘陵の自然のなかで暮らしている 書籍情報はこちら ――常々﹁忘れっぽい﹂﹁書いたら忘れる﹂と公言されている柄谷さんに、生まれてから現在までのこと、まだ書いていないことをお聞きしておきたいということで、連続インタビューをお願いしました。実は、﹃世界史の構造﹄︵岩波書店︶が2010年に刊行された後、朝日新聞から同じようなお話を頼んだときは、結局お断りになったと聞いています。 柄谷 最初はやってもいいかなと思ったんですよ。でも、回顧には関心がないし、まだこれからやろうとしているのにと、考えが変わった。﹃世界史の構造﹄を書いてすぐは、﹁これで終わり﹂という感じもあった。だけど、違ってたね︵笑︶ ――まだ自分の仕事は終わらない、半生を振り返るのはまだ早いという気持ちになったわけですね。 柄谷 そうです。そういう意味では、今も難しい。だけど、
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村上春樹﹃雑文集﹄︵新潮社︶は、なかなか読み応えのある﹁雑文﹂集である。 和田誠と安西水丸のイラストもかわいいし・・・ 大庭健先生の﹃私という迷宮﹄︵専修大学出版局︶に寄せられた﹁自己とは何か︵あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方︶﹂やエルサレム賞受賞のあいさつの﹁壁と卵﹂、あるいはオウム問題や音楽についての、そして自著についての文章を読むと、村上春樹の小説が読みたくなってくるのであった。 なかでも、読み応えというか、考え応えというか、アタマを抱え込んでしまったのが、3ページにも満たない﹁柄谷行人﹂。 つまり、村上春樹が柄谷行人について書いた文章。 読みたくなりますね。 ところがこれがなんともヒトをくった文章なのである。 村上春樹ご本人は、この文章を超短編小説集﹃夜のくもざる﹄に﹁入れてもよかったんだけど、担当の女性編集者が柄谷氏のファンで﹁こんなの冗談にもなりません、まったくもう!﹂とあっ
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