■戦争は始めるのは簡単だけど、終わりにするのは大変。この一言に尽きます。 あの大戦争を止めるのは、一筋縄ではいかなかった。太平洋戦争で日本が降伏を最終決定した昭和20年8月14日から、国民に正式発表される翌15日正午までの政府中枢の緊迫した1日を描く作家、半藤一利さん︵84︶のノンフィクション﹃日本のいちばん長い日﹄︵昭和40年︶は映画化もされ、刊行後ほぼ半世紀を経たいまなお読み継がれるロングセラーだ。︵聞き手 磨井慎吾︶ この本を書く少し前に、﹁史上最大の作戦﹂というノルマンディー上陸作戦を描いた米国の映画が話題になりましてね。その原題が﹁ザ・ロンゲスト・デイ︵いちばん長い日︶﹂。タイトルはそこから拝借しました。対象を1日に絞り込んで書くと、すごいドラマが生まれるだろうというのは、この映画で得た発想です。で、日本で題材を探したら、8月14日昼の御前会議から15日正午の玉音放送までがちょう
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