米カリフォルニア大︵UC︶は、大阪大学の豊中キャンパスに事務所を開設した。国内大学では国際基督教大︵東京︶に次いで2カ所目で、UC派遣の教員が1人常駐して交流窓口を務め、英語で集中講義も行う。 UCによると、同校はバークリー校、ロサンゼルス校、アーバイン校など10校で構成する公立大学。学生数は20万人を超え、これまでに約60人のノーベル賞受賞者が輩出。大阪大とは留学生や研究者の交換などで交流があった。UCが派遣する教員は交代制で、理系・文系を問わず幅広く採用する。経費は大阪大が負担するが、西日本の各大学とUCの間の交流拠点を果たすという。大阪大の担当者は﹁世界トップレベルの研究型大学であるUCとの交流を一層深めたい﹂としている。