至学館大︵愛知県大府市︶は9日、新型コロナウイルス感染対策として、全ての学生や大学院生、職員計約1700人を対象に学内でPCR検査を定期的に行うと明らかにした。後期授業が始まる24日から始める予定。学生に強制はせず、陽性が出た場合は保健所が行う行政での検査をあらためて受けてもらう。 大学によると、検査は学内の医師や検査機器を使って実施。費用は当面大学が負担する。教育実習や部活動で外部に出ることの多い学生を優先的に検査することで﹁ウイルスを学内に持ち込まない、学外に持ち出さないようにしたい﹂︵大学担当者︶。 大学内の感染拡大防止策では、京都産業大︵京都市︶が学内にPCR検査センターを設置すると発表したほか、大阪市立大︵大阪市︶も学生や教職員が対象の抗原検査の実施を検討している。
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